walkinglint
2009年06月26日
15:07
少し前に セカンドライフのような 仮想空間における
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経済活動について語られることもある 経験経済 というのは
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楽しかったという記憶 経験 を与えるものである
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という話をしていて 記憶かあ となんだかそこが斬新に思えたのだけれど
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1Q84読書中 (内田樹の研究室)
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に
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「それまで名前がなかった経験」が物語を読んだことを通じて名前を獲得したのではない。
物語を読んだことを通じて、「『それまで名前がなかった経験』が私にはあった」という記憶そのものが作り上げられたのである。
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と...
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確かに 物語を読む というのは 仮想世界に遊ぶのと同形な部分がある
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だから それが経験として記憶され 過去の記憶を上書きする
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ということは十分にありうることだ
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というか 物語 であること(/物語という形態をとることの必要性)の意味 はそこにあるのかもしれない
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僕らは皆 レプリカント なのかもしれない