ソラマメブログ

2009年04月04日

ファミ通にオンラインゲームは語れない

参加者の織りなす物語により紡ぎだされる仮想世界は
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それゆえ プレイヤのありようを いくつかのパターンに縮退する
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GLOCOM 「地球智場の時代へ-情報社会学シリーズ- 」(情報通信ジャーナル連載) 第17回  オンラインゲームの現在 ―拒否されるゲームジャーナリズム―
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プレイヤーの多様性を整理して語ったものとしては、初期のオンラインゲーム開発者であるリチャード・バートルによる四分類が有名である。
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彼の分類ではプレイヤーの性質は1.達成者(Achiever) 2.探検家(Explorer) 3.社交家(Socialiser) 4.殺し屋(Killer) 四種類に分けられる。彼の言葉をひきながら四種類のタイプを説明しよう。
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・Achiever:達成者は、ゲームの枠組みの中で強くなりたい人々。彼らはゲームの中の世界で強くなったり、お金儲けに邁進する。
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・Explorer:探検家は、探検するためのゲームのようにしてオンラインゲームを遊ぶ人々。自分でゲーム世界の地図を作ったり、戦闘やスキルについて詳しくなったりする。
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・Socialiser:社交家は、オンラインゲームをプレイする他の人々との交流を楽しむ人々。
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・Killer:殺し屋は、他のプレイヤーとオンライン上で戦ったり、他人と競争することを好むような人々。彼らは総じて無口である。
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とあるのはその一例だが
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それが
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このようにして、プレイヤーの多様性は、「職業」というゲームシステムによって支えられ、多様な遊び方をする人々が、そのときどきで一緒の街で交流したり、モンスターを倒したりして好きな遊び方が幅広くできるゲーム、それがオンラインゲームの世界である。
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というように システムに組み込まれてしまうと
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そこで
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ででお:違うって!ただ、回復しない赤とかが多くて最悪って思うくらいですよ。赤だけかな最悪は。
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というような表現があると 大きな騒動が起きたりもする
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この記事では
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抗議する人々が掲げた理由は「オンラインゲームにおいて個々人の遊び方は、それぞれ重宝されるべきであって、特定の職業=遊び方を貶めるな!」というものである。つまり、ここで行われた「いかなる遊び方がこのゲームにとって効率的か」という記事は、ファイナルファンタジーXIの「探検家」ではないタイプのプレイヤーによって単なる攻略記事ではないのだ。攻略という観点によって、ある特定の遊び方が推奨されなかったりするということ自体が「ゲームプレイの自由が侵害するもの」であるとして受け止められてしまった。しかしながら、当のファミ通編集部は、問題となった記事が「問題」になるという構造そのものがほとんど理解できない。
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と 従来の攻略記事のフレームワークでオンラインゲームについて語ること自体に問題がある
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という話をしているわけだが まあそれはそうだろう
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オンラインゲームについて語る側にもある種の成熟が求められる所以であろう...

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Posted by walkinglint at 14:03│Comments(0)Virtual World
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