ソラマメブログ

2009年01月30日

経験経済とセカンドライフ(その3)

セカンドライフとその他のメタバースの違い - 仮想と現実
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なんといっても自由度の高さがセカンドライフの特徴だったりする。運営会社のリンデンラボは実はシステムと土地を提供しているだけ、まれにイベントなども打つが、ほぼほったらかしである。しかしインワールドには無数の建物が並び、商業取引も盛んである。それらはほとんど例外なくユーザーによって作られたものだ。
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とあるように
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このような 物作り 世界作り における 自由度の大きさ
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というか そもそも 許可を受ける必要が無い という システムのありよう(自由度以前に 許可される必要があるかどうか ということの方が本質的である - 権力の予期理論)
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が SL を他の仮想世界から(大きく)引き離している点であるが
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この点こそが 経験経済 において SL が(他の仮想世界に対して持つ)優位点であるとも言える
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感動 という経験は 予想外の事 が生じることによって
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一層 際立たせられる
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セレンディピティ と呼ばれたりするが
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それが生じるためには ある特定の 敷居値 を超えて世界が多様であったり 大きく ある(/そこに居る人の 視界 や 視点 を超えて広がっている)必要がある
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そのような世界は(誰かが もしくは 特定のグループが)設計して作り出すことはできない
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ユーザーが何の制約もなく継続して作り出し続けていく世界においてのみ そのような世界が作り出されることは可能である
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もちろん そこにおいて 物作りの環境の使いやすさ(や それによって得られる経験の質が十分上質のものであること)が重要であることは言うまでもないことだが
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SL の存在が脅かされうるのは そのような仮想世界が現れた時 ということだが 果たして そのような世界は現れるだろうか...

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Posted by walkinglint at 06:01│Comments(0)アイデアメモ
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